ウヨロ川フットパス の報告    111211
写真
白老町のウヨロ川周辺でNPO法人ウヨロ環境トラストが整備したフットパス。
雪が積もる直前に散策しました。
萩の里自然公園の駐車場には先客なし。
センターハウスまでの構内舗装道路を出発。
足元は長靴、路面には薄い雪と氷、転倒に気をつけつつの歩き。
ここは里山の跡地らしく、雑木林の中に炭焼き窯の跡地が点在。
センターハウスは多分開館前でストーブを着けたばかり。
それでも管理の方は親切、おおいに歓迎され、白老の山の話を伺い、温かいインスタントコーヒーを頂き、感謝。
フットパスの地図(NPO法人ナショナルトラスト制作)が200円で委託販売されており、早速購入。
センターハウスの先は緩やかな谷地形の遊歩道。
ゆったりと歩いていると、突然鹿の群れが目の前を横切って逃げていく。びっくりの迫力。
しんがりは立派な角を生やした雄。家族を逃がした後、斜面の上からこちらを警戒。
道はやがて、尾根上に変化、右手には、枯枝を透かして住宅地(別荘)が見下ろせる。
尾根を下った先で一般道路に合流し北へ。
ウヨロ川に架かる橋にさしかかり河川標識に「ウヨロ」とは「岩から流れ出る水」との記述。
その先、高速道路に突き当たり左へ、ウヨロ川に架かる橋の下をくぐり、北側へ抜ける。
高速道路の北は牧場地帯、放牧用の柵を乗り越えるため、ところどころ簡易な階段が設置されている。
最初の牧場は、功労馬の里オーシャンファーム「イートハーブ牧場」。
彼方にはホロホロ山と徳舜瞥山が鮮やかで、馬との取り合わせが絵になる風景。
道は川縁を進み、「ホッチャレ」鮭が川底に見える。
行く先にはカラスの群れが打ち上げられた鮭を食べている。鳶も見える。
ウヨロ川には孵化場があるせいで戻って来る。
上流に進むにつれホッチャレの数は増加。こんなに多数は初めて。
産卵前で泳いでいるものもまだいる状態。
鮭遡上実態調査の一行にも遭遇、トラストの森の小屋に一泊したとのこと。
トラストの森はウヨロ川から離れ、一般道路から林道に入った先。
カラマツ林の中に小屋や展望台、炭火焼コーナー、便所などの施設。
作業していた会員の方の許可で小屋の中で休憩。ここでの活動の話などを伺う。
そこから先は一般道路、途中に孵化場、さらに「白老和牛」の牧場。
牧場の臭いが強烈で耐えられずついつい急ぎ足、フットパスコースから逸脱。
大きく東に外れて高速道路に到着。ここからウヨロ川へ戻る羽目に。
戻って、ウヨロ川右岸コースへ。堤防の上の道で、今迄の刺激的からのんびりムードに一変。
並木は桜のようで、あるいは春なら華やかなのか。
晩秋ではなにも見どころなしと別荘地の見学に方針変更。
さすがに思い切ったデザインの家が多く、目を楽しませてくれました。
温泉は萩野温泉、300円。(素泊2000円)国道から入り込んだ住宅地の中。
駐車場は向かい。客はおらず経営者は昼寝。後から車1台。
シャワー4箇所、石鹸有、浴槽は銭湯より小さめ。
お湯は始め熱いが、体が慣れると丁度よくなり、全身を浸してゆっくり堪能。
上がってポカポカのいいお湯でした。

出発8:20 センターハウス出発9:00 高速道路9:35 トラストの森10:30 帰着12:55
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