東中山(峠南)の報告    190113
写真
中山峠から直線距離で6.6km南にある、標高1037.3mの三等三角点の山。
スキー場駐車場から幌滝山経由で往復しました。
市内のスキー場に雪が積もりスキーヤーはそちらへ、中山峠スキー場は閑散期となり休業中。
だめかと覚悟して来てみたら、幸運にも駐車場は除雪されており、管理の従業員は見当たらない。
駐車場の先客はスノーモービル7台とゲレンのデパウダーが目的のボーダー2台。
ボーダーが登った踏み跡を拝借して蓬莱山の山頂へ。
山頂のアンテナ鉄塔は雪が付着して部材が真白に輝いている。
幌滝山方向に踏み跡は無い。山スキーのYさんが先頭に立ち、ほとんどをラッセル。感謝!。
新雪の下は予想外に固く、山スキーの沈み込みは靴の上くらい。
後続のスノーシューが多少沈み込んで、平均すれば膝下近く。
出発の頃、空に雲が多かったが上空の北風にどんどん流され、徐々に好転。
林間歩きは青空の下となり、樹木、雪、空の織りなす冬の景観が素晴らしい。
標高962mPへの登りにかかる頃、スノーモービルの一隊が追いついてきた。
帰路での確認では、こちらに来る前に、蓬莱山の頂上付近に寄り道をした様子。その前どこにいたのか謎。
この後、彼らは、最短ルートではなく、市の境界をトレースするように、幌滝山へ向かった。
Yさんは彼らの圧雪は利用せず、最短距離のルートで、トラバースしつつのラッセル
幌滝山山頂に到着し、樹木が少なく、天気良好で大展望を堪能。
特に東中山へ向かう南東斜面上部は、大きく開けた空間。
そのかわり、風が強く吹き抜け、顔面の露出部分は痛く、首を曲げ、顔を風下に向けて進む。
下り切ると、自然林の中の穏やかな雪上山歩。風景良好で、スノーモービルの圧雪も有効利用。
一方で、疲労が出てきて。平坦部とはいえ長く感じる。登りとなり、少々つらい気分。
やっと頂上が近くなると、開けた空間に、目標のピークがちょこんと立ち上がり、再度の景色良好な場面。
頂上に登って、樹木は僅かで、ほぼ360度の大展望が広がる。
羊蹄山は雲の中だったが、札幌岳、狭薄山、空沼岳、恵庭岳の頭、ホロホロ徳舜瞥、オロフレ等々、
札幌近郊の山々の展望台として素晴らしく、これほど良い山だったのか!との思いでした。

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