藤野富士縦走の報告    190106
写真
藤野富士は藤野聖山園の南にある形の良い651mの山。
オカバルシ川に沿う林道から西尾根を登り、東斜面の夏道を下りました。
藤野聖山園の門は閉鎖されており、すぐ先の道路脇に駐車し、オカバルシ川に沿う林道へ出発。
出発直前から林道の除雪作業が始まり、さらにその先に重機のタイヤ跡で、歩き出しはラッセル不要。
林道ラッセルは、聖山園入口から1.3km先、標高350mに林道の十字路があるが、3方向のうち中央の林道を進む。
十字路の手前から、一帯は伐採跡の開けた空間となっており、標高が上がると、札幌ドーム・駒岡清掃工場が見える。
標高405mの2分岐は左の谷へ下る林道へ。
谷底を通過し対岸へ上がるが、橋は無く細い水流を、ひとまたぎ。
渡った先の林道は300m余で終点となる。そこから尾根に取り付いて林間雪上歩きで頂上を目指す。
尾根は細尾根で、枯れ枝を透かして展望もあり、気分の良い登高の時間。冬の藤野富士にはお薦め。
標高550mを超えた辺りから、一旦、テーブル地形に出て、右に寄り、林道跡の窪みに合流。
林道跡に沿って標高差50mを登ると東斜面からの林道跡との峠のケルンに到着。
なお、ケルンの直前には開けた空間の斜面があり、支笏湖方面から札幌岳・盤の沢山までの展望が迫力。
ケルンから進行方向を左に変え、林間の緩斜面を進むと、山頂はすぐ。
山頂には、白樺の幹に小さな頂上標識。周囲を樹木に囲まれ展望は貧弱。
先客は無く、山頂は独占状態。 下山は東斜面の一般ルート。人気のコースで踏み跡を当てにして登って来たが、期待は外れ。
それでも、新雪の下に踏み跡が判別出来、テープ、標識もこまめに取付けられて、概ね順調に下山。
藤野聖山園に入ってから、段差と金網に振り回されることになり、入らずに金網の脇を歩けば良かったと後悔。
園内の、事務所付近では、正月明け再開のためなのか、除雪作業の最中でした。

出発8:50 尾根取付10:05 山頂11:10 下山11:20 藤野聖山園11:50 帰着12:20
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