股下山の報告    190120
写真
定山渓から朝里へ向かい、国際スキー場の手前3km、左にある標高820mの山。
春香山定山渓側登山口駐車場から登りました。 駐車場は満杯状態、ほとんどが股下山。奥手稲小屋管理の大学生1台。
橋を渡り、定山渓方面へ道路を歩き、斜面傾斜の緩くなったあたりから林間に入る。
地図で破線表示の林道跡は頼らず、谷地形から左手へ抜け、広くて、傾斜の緩い斜面を登る。
途中で、ダケカンバの巨木と遭遇。あまりの大きさにカツラだと早とちりしたが、良く枝先を見ると、ダケカンバ。
地図上583mのポイントを通過のあたりから、段々と傾斜は急になり、標高620mあたりで、広いゲレンデ斜面の横に出る。
ここで前後して登っていた5人の山スキーパーティが、登高を一時中断してパウダー斜面滑降。
頂上から続く長い稜線の肩、740mPに上がったところで、早くに先行していた単独登山者とすれ違い。
ここからは、緩いアップダウンの細い稜線上の歩き。
2005年5月に登った時には、倒木を乗り越え、藪をかき分けた記憶があったが、今回はすんなり。
雪庇も発達しておらず、穏やかなルート。
枝を透かして、ニックネーム 《上白壁・下白壁》 の姿が見え隠れして楽しい。
頂上にはあっけなく着いたので、「下白壁」とのコルまで、500mほど足を伸ばし、撮影タイム。
コルへの尾根歩き途中からの《上白壁・下白壁》の姿には迫力あり。
さらに、コルからの風景も素晴らしく、ここまで来た甲斐があった御褒美。
丁度のタイミングで、「下白壁」の広いゲレンデ斜面に、国際スキー場からの山スキーヤーとボーダーの2人が滑走。
はるばると、山の奥深くまで来なければ味わえない、贅沢な空間の広がりでした。

出発8:45 稜線の肩740mP9:45 山頂10:25 コル10:40 山頂10:55 下山11:00 帰着11:40
さっぽろ山歩        札幌百山歩  (パソコン用)記録 inserted by FC2 system