増毛山道(別刈コース)-△ポンナイの山(三角点:喞内)の報告    190602
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増毛山道は、江戸時代末期に、現在の石狩市浜益区幌と増毛町別刈の間に開削された山道。
別刈から南へ往復12.5kmを歩き、三角点:喞内(ポンナイ)631.8mの山に登りました。
国道から増毛山道入口への道には増毛山道の標識と案内看板。
道の突き当たりの曲がり角。ロープが張られているが、樹木に直径30p赤い増毛山道の標識があり山道入口と分かる。
駐車場所は無く、御近所の方にお願いして、国道に近く、漁網の干場らしき場所に駐車の許可をもらう。
山道入口は、草藪に埋もれており、掻き分け、踏みつけ、ジグザグの道を尾根上に登る。
フキやオオウバユに混じって、バイケイソウが多数生えていたのには驚いた。
尾根上に上がって進むと、樹木の日陰のためか下草は薄くなる。風も抜け、快適な森林浴歩き。
本日の山頂、三角点「喞内」まで、ほとんど尾根上林間の山道だが、途中2か所に短い林道歩きの部分がある。
林道上の砂利など路面状況からは、現役で使われている様子。
山道もほとんどは路面しっかりだが、日光の届くところなど、笹の新芽がヒョロヒョロと伸びて、藪化の懸念。
花で目立ったのは、ニセアカシアとタニウツギ。日陰のせいか、時期的なものか、その他の草花は貧弱。
熊のフンは5か所、1か所真新しく散らばっているところは、鈴の音に慌てて逃げた痕跡か。
なお、タヌキのとめ糞はそれ以上の数があった。これは珍しいと思う。
山道から三角点へは、水平距離最接近地点からではなく、山道で標高の最高地点の峠から藪漕ぎで向かう。
そちらのほうが、笹が細く、勢いも弱い。途中には、踏み跡のように藪が薄い部分もあった。
三角点標石は笹藪の中。藪の密集具合は緩やかで、三角点整備の痕跡では、と推理しました。

出発9:25 三角点151.0m9:50 林道出合T10:10 一等水準点399.7m11:15 林道出合U11:50 山頂12:25 下山12:40 帰着15:20
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