朝里岩塔群の報告    '200322
写真
朝里岳北尾根の末から西へ延びる支尾根。支尾根が朝里川最上流の谷に面する場所を中心に岩稜、岩塔が点在。
文献によると、岩稜群の中に、ベアーリッジ、インデアンロック、ノービス岩、マブイ岩、大統領岩、
小岩塔群としては、グレポン岩、マンモス岩、ジンギスカン岩と名付けられているものがあるらしい。
今回は、国際スキー場から下って、標高840m〜850mにある岩稜、岩塔を巡ってきました。
国際スキー場メルヘンクワッドリフト終点から林間に入り北西方向へ。
足元は8年ぶりの山スキー。足の皮膚が靴の硬さへの順応を失っており、親指、カカト、スネが悲鳴。
特にスネは翌日から3,4日の間、赤く皮下出血して、傷みが持続した。
昨日の降雪あるも沈み込みは5cm程度。ワカンなら大丈夫、つぼ足では新雪の下が柔く厳しそうな状況。
雪面にはスノーモービルの跡が多数。朝里峠から朝里岳へ向かっている。
まずはスキー場を左に見つつ進み、ウッディーペアリフト乗り場付近からスキー場を離れ、右股沢川の源頭の谷へ向かう。
地図的には斜面トラバースだが平坦地形に近い感じの林間歩きで、途中には沢地形横断の複雑なアップダウン。
右股沢川の源頭の谷は地形複雑で5回のアップダウン。体力消耗の場所。
谷通過後は斜面トラバースしつつの登りで標高点1026mへ。だんだんと樹木の密度が減少、空間が開けてくる。
標高点1026mの頂上稜線は大空間が開けて、展望良好。春香山から奥手稲、朝里岳までパノラマの風景。
舞台演出としては頂上感たっぷりで、ここだけを目標に往復しても楽しい。
1026mの先は、下がってすぐのところ(標高990m)に立派な岩塔がそそり立っている。
ハイマツが張り付いて存在感あるが、目指す岩塔群から離れた孤立のもので、鑑賞・写真撮影して通過。
その先しばらくは、平坦に近い緩い斜度の尾根歩き。下り斜度なのでスキー歩きには疲れが少ない楽々歩き。
尾根下りは標高900m辺りで、支尾根を下る西方向へ転換。左に寄りつつ下って、丁度標高850mの岩塔に到着。
スキーを外し、Nさんに後続して岩伝いに登るが、恐怖心が邪魔をして塔頂部まで行けなかった。
さらに進んで、次の岩塔は塔頂部まで積雪がつながった状態で、足がかりが付けやすく岩の頂部分へ。
雪面上をつぼ足で一歩一歩慎重に登って頂に到着、Nさんはあちこち動き回っているが、
登ってはみたが、足元がザワザワして、断崖から下をのぞき込むことなどできない。
それでも、周囲の景色をぐるりを撮影。朝里川の谷、小樽の海、キロロスキー場の尾根などが見て取れた。
この後、尾根の中央に戻って、ポツンとそびえ立つ大きな岩塔を確認。そこから帰路につきました。

リフト終点出発9:25 標高点1026m頂上10:55 岩塔群11:50 帰路12:20 標高点1026mトラバース13:45 スキー場帰着14:25 駐車場所15:00
ウッディーペアリフトはスカイキャビンのから30分遅れで運行開始なので、出発が遅くなる。
また、あらかじめスキーにシールを装着したままでリフトに乗ろうして、クレームを受けた。
スキー場から行くなら、スカイキャビンを使うほうがお奨め。
もちろん、体力があれば、朝里峠から歩くのが一番良いルート選択。

(パソコン用)記録
さっぽろ山歩 札幌山歩 札幌みちあるき
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