山鼻川の報告    '201213
写真
藻岩山市民スキー場斜面から、藻岩下地区、藻岩発電所横を流れ、南28条付近で豊平川に合流する小規模河川。
澄川駅を出発、合流点から上流方向へ、市民スキー場まで歩きました。
ミュンヘン大橋を渡り250mほど先にエアウォーター(株)の灯油センター。その脇に山鼻川右岸の遊歩道が付いている。
遊歩道を北へ歩いて、豊平川との合流点へ。
合流点の先端の一帯は公園のように整備され「豊平川ウォーターガーデン」の名称。
合流点を眺めると、山鼻川の勢いは強く、両河川の水量は拮抗しているようにも見える。
流水量のほとんどは、この川の流域からではなく、簾舞で豊平川から取り込んで、延々と導水路を流れ、水力発電所から放流される水。
合流点そばには歩行者・自転車用の橋が架かっており、山鼻川左岸へ渡り、上流の南方向へ進むかう。
左岸も公園緑地的な整備状況で、散策路を歩いて、福住・桑園通の橋の下を通過。
通過してすぐに、水流が激減。これは、藻岩発電所の放流口の上流となり、この川本来の水量となるため。
放流口は左岸からは見えず、確認のため、国道235号線へ上がり、橋を渡り右岸へ。
渡った先の右岸には放水口の真上を公園風に整備した導水路工事犠牲者の記念施設。
ここは、 2019年7月軍艦岬の途中に訪問。碑文はこちらを参照。
山鼻川の川縁に付けられた立派な遊歩道は、藻岩下発電所まで続いている。
発電者の敷地内は一部が一般開放されており、導水管の迫力ある姿も見上げることが出来る。
発電所から先も遊歩道はそれなりに、整備されており、500mを越える歩きを楽しめる。
そのような遊歩道は、藻岩下1丁目と南36条の間にある遊水施設で終了。
遊水施設の上流、山鼻川は、山裾を北へ向かう流れから、斜面を東へ下る流れと変化する。
遊歩道は無くなるが、川に沿う道路の自動車の通行は僅かで、のんびり歩くことが出来る。
そのまま川上方向へ。
道路の上り勾配は歯ごたえがあり、背中が汗ばんで来る。
300mほど正規の市道歩き。市道がカーブして、その先は、原始林の脇の細い舗装道となる。
林道か、私道ではないかと推測されるが、緑の季節に歩くと気分が良さそうと思いつつ登る。
道の行き着く先。最後、市民スキー場到着。
スキー場横の登山口まで歩き、小さな沢となった山鼻川に下りて、写真撮影。
本日はここで引き返しとしました。

澄川11:25 山鼻川右岸遊歩道11:45 左岸へ11:55 遊水地12:30 市民スキー場12:50
(パソコン用)記録
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